[4] | 2000/03/24 | 2000.3.22 HUB キングスwithジョージ・プロパード〜日米友好の架け橋 |
この日体調悪いのを押しての参加。 正直あまり乗り気でなかったのだが、 なかなか見ごたえのあるLIVEになりました。 リハーサルなしのぶっつけ本番ってことで、 いつものキングスとは違った音。 しかしこのジョージさんの音がかなり個性的かつボリュームのある音で、 それにみんな引きずられて終わるとかなり消耗していた様子。 気疲れってのもあるんだろうけど、それより彼のパワーに付いて行くのに かなり体力使ったみたい。 あれでお兄さんと同い年で72ってんだからアメ公おそるべし。 戦争に負けたのがよくわかるぜ。 なんでもデキシーの歴史を作った人物に数えられている人だとかで、 日本で言えば薗田憲一ってことになるみたい。 たいへんなセッションですよ、これは。 しかしその薗田さん、かなり逃げ腰でMCの後は白石さんに 彼に関するすべてを押し付けてステージの隅っこに逃げる。 どーした、名誉市民!敗戦の傷未だ癒えず。 そんな訳でジョージさん、ステージ降りると孤立しているよう。 小話の師匠薗田さんがあれではしょうがない。 ここは向こうで英語で講義してしまう教授に日米友好の架け橋となってもらう。 「よし、このオレの本場仕込みのアメリカン・ジョークでなごませてやる。」 と、意気揚々と話し掛ける。 「ヘイ!ジョージ。うちのワイフがこう言うんだ。 『今日は燃えているから早く帰ってきてちょうだい。』 だからこう言ってやったね『わかった、消防署に電話する。』 ハッハッハッハッ!」 と膝を叩きながら全身で笑う。(以下同様) ジョージ(以下J)「・・・・・・・・・。」 (おい、なんの反応もねぇぞ。) (おかしい、じゃこれでどーだ) 「ヘイ!ジョージ。『パンダぁ何食べてんだろうね?』『 笹。』 ハッハッハッハッ!」 J「・・・・・・・。」 (アメ公がスネークマン・ショーや三平聴いてる訳ねぇだろ。それに落ちてない) (わかった、それじゃこれだ) 「ヘイ!ジョージ。『隣の囲いに空地が出来たってねぇ』『ブロックベイ』 ハッハッハッハッ!」 J「・・・・・・・。」 (日本人だってわかんねぇぞ、今のは) (センスのねぇ野郎だな) んなことやっている間に表へ出ていってしまう。 教授、肩をすくめ手のひらを上に向けて首を傾げながら、 「へっ、怖じ気付いて逃げやがったな。」 「おめぇーを怖がって逃げたんだよ!!」 奥さんがオランダ人らしく、 「よし、このオレのオランダ・ジョークで・・・・・。」 「いーかげんにしろ!!」 オフ・ステージではコレでしたが店はフルハウスで大盛り上がり。 なんたって傘ババアの盆踊り大会2回もやりやがったからなぁ。 その度に身体を縮めて3人で寄添いながら必死にテーブルにしがみ付くという、 子供にいじめられてる岩場のカニみたいな思いをさせられました。 「オレたちのことは放っといてくれよぉ(涙目)」 |
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こばやち |