ライブ・レヴュー

彼らを観るのは前々回の来日以来であるが数段よかった。
マニ（ｂ）が入ってやはりバンドとしてより強力になったようだ。
しかしやっぱりボビーだ。かっこいい〜！
あんまり動かないで相変わらずマラカス振ってるだけなんだけど
そこがクールでいいんだよな。
前回観た時はいかにもジャンキーってへろへろな感じで、
それはそれでよかったんだけど、
今回もドラッグの匂いはするのだけれど退廃的な感じではなくて、
クールなんだよね。とてもよろしい。

音の方はやはり打ち込みが多かった。
あのバンドなら演奏だけでも充分な気もしたけどとりあえずニューアルバムの
プロモーション・ツアーだからしてしょうがないかな。
でも昔の曲もかなり演ってたぞ。
最初は落ち着いて観ていたんだけど
もう後半「ロックス」から「スワスティカ・アイズ」で自然に身体が飛び跳ねる。
他の客もオープニングからぶっとんでいたけれど、
こっから歯止めが利かなくなってしまった感じで
この調子で最後まで突っ走る。
ホールとちがってクラブ・ギグってこの盛り上がりがいい。
疲れるけど・・・・・。

客にスポンサーである「ラッキー・ストライク」から
夜光性のチューブ状のブレスを配っていて
それが光の落ちた客席でみんなの腕に光っていてとてもきれい。
イキな計らいである。
タバコは大嫌いであるがこーいうプロモーション、とくにコンサートでの
プロモーションは酒やタバコのメーカーってうまいよね。
クラブなんかはもう禁煙なんて看板だけでもうすごいもの。
顔にペインティングするサービスなんかもやっていた。
どれだけ効果があるかはわからんが盛り上がってよろしい。
あと10も若かったら・・・・、って絶対やんねぇだろうな。
この性格はいくつだろうが変わらんだろう。

やはりアルバムの出来がいいとLIVE も気合が入るんだね。
ノリが違ってくるよな。
さて、来月のオアシスはどう出るか？